モンテッソーリ幼稚園
わが家は今日は
少し緊張した雰囲気で朝を迎えた。
プレスクールに通っている三歳息子くんの
編入日なのだ。
母のあこがれのモンテッソーリ幼稚園での
生活が始まる日だった。
韓国にいるときから、
ずっとアメリカの
オルタナティブ教育の本を読んだり、
モンテッソーリや
シュタイナー教育の本を読んでいた私は、
せっかくアメリカに来たのだからと、
引っ越ししてから
少し落ち着いてきたころから、
情報を少しずつ集めていた。
そんな中、
ママ友がこのモンテッソーリ幼稚園を教えてくれた。
友人によると
アメリカのプレスクールは
大きく二つに雰囲気が分かれていて、
・デイケア(保育園)のような、共働きで夕方までみっちり預けられるけど、
教育というよりは子供たちの面倒をただみるところと、
・時間は短めだが(フルタイムで大体2時半まで)、
お昼寝なしでお願いできたり、ちゃんと子供たちに教育の機会をくれるところ。
なんの情報もない中、
最初にとりあえず選んだ
自宅から近かったプレスクールは
前者のようなプレスクールだった。
でも、私を含め家族みんな
現地での生活になれるのに精いっぱいで
なかなか情報集めが進まない中、
ママ友からたまたま聞いた情報を頼りに、
ビビりながら、スクールツアーの申し込みを電話でしたのだった。
(メール予約できるって書いてあったのに、返信なし。)
(アメリカは電話で実際に聞かないと前に進めないことが多いのが、
ぽんこつ英語話者にはつらいところ・・・・)
そして、
向かったスクールツアーで、
私は一目ぼれをした。
施設はこじんまりとしており、
アットホームでぬくもりを感じられるような雰囲気。
モンテッソーリの道具も
きちんと揃えられており、
鶏の飼育や畑仕事もさせてもらえる。
モンテとは名ばかりで、
内容は部分的にしか取り入れてないところも多い中、
この園はちゃんとモンテッソーリを経験させてくれる予感が
びんびん来たのだ。
直感的に、「ここだ」と思った。
そこから、編入手続きと
前のプレスクールの退園願い
(30days noticeだった)。
編入直前に
OrientationとPlaydateで、
息子を連れて訪問。
こうやって幼き子供に
慣れる機会をくれるところも有難かった。
特に彼は新しい環境が非常に苦手なので、余計に感謝である。
(アメリカは慣らし保育とかなく、ぶっつけ本番が多い)
二回の訪問で、
彼が特に苦手とする新しい環境でのおトイレも
私と一緒に経験することで
きっと少しはましだろうと思うのだ。
(詳しくは以前の記事をご参照ください)
Playdateの時にやったモンテの道具を使った遊び。
これも本で見たことがあったので、
内心「おお!」と喜ぶ母をよそに、
なかなか中に入ろうとしない息子くん。
一緒に遠くから見てみて、
しばらくしてから自分もやりたいと
仲間に入った。
彼には、一か月前から
新しい幼稚園に移ること、そこが素晴らしいところで
お父さんもお母さんも
彼が大好きな場所になると信じていることを
ずっと言ってきたが、最後まで抵抗していた彼。
(そりゃそうだよな)
今日はどんな顔で帰ってきてくれるのか、
はたまた、また大量の替えの洋服を持ち帰ってくるのか、
ドキドキでワクワクなのだ。
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