忙しい主人に申し訳なく思っていたこと


主人は、
どちらかというと、

とか考える必要もないくらい、
仕事よりプライベートを大事にする人だ。


いや、
もっと没頭できる仕事が見つかったら
またバランスが変わるのかもしれないが、

今の会社における業務では、
少なくとも、
プライベートの時間が
ちゃんと十分に
確保されていることが
彼にとっては大切なことだ。
(韓国企業の中では神職場と言われるくらい、ワークライフバランスがいい職場だった)


そんな彼が
駐在員になってからというもの、
その心地の良かったバランスが
大きく崩れ、
仕事量、責任感に
押しつぶされそうに
なってきているようだった。

コロナの影響で
お陰様でセールスは上がり、
お給料はかなり上がるものの、
彼はどんどん疲弊していっていた。
(というか、現在進行形)


「もう仕事辞めたい」
「自分が価値のない人間のようだ」


うちで仕事の話や愚痴を
ほとんど持ち込まない人が
こんな発言をするようになって
私はとても心配していた。


私は彼のおかげで
とても幸せに生きているので、

「病気になるくらいだったら、
会社辞めて韓国戻ろう」

「辞めても大丈夫、どうにかなるよ」


とだけ、言っておいた。

(どうにかなるっていうのは、
本当にそう思ってる)


でも、そんな彼のすぐ側で、
私がこんなにのびのびと
ハーブや精油や好きなこと追求してて
本当はムカついてるんじゃないか。

彼を犠牲にして
私だけ楽しんでて
申し訳ない。



そんな思いを
うっすら感じていた数週間だった。

うっすら感じている自分を
自覚したとき、

1人でもやもやして、
自分も我慢しなきゃとか
しょーもない方向に無意識に
いってしまうくらいなら、
主人に確認してしまおうと、
今日、思い切って
聞いてみようと思った。


そしたら、
私が話を切り出す前に
主人がいきなり、

「とんこがいつもドリームマッピングとかしてるでしょ?(年初めにその年に叶えたいことの画像をコラージュしたものを携帯の待ち受け画面にしている)」

「それ、ほとんど叶ってるじゃん?」

「だから僕は安心なんだよ。いくら僕がダメになっても、君といたら幸せになれる気がして。」

「とんこが僕のお守りみたいなんだ」




え、
すごい....

そんなふうに思ってくれていたなんて。

じゃあ、わたし、
このままでいいのかな。



でも、
一応最近思っていたことを伝えた。


「大変な思いをしながら、
家族のために頑張ってくれてて
本当にありがとう」

「あなたが疲れ切って帰ってきたとき、
私はどうしたらいいか、
正直分からなかった」

「私がしてあげられることなんて
何もないから」
「なんて言ってあげればいいか」
「明るくしたら怒るかな、とか」
「思ってたんだけど...」

「家まで暗くなったら、
辛いかなって思って」
「私や子供たちは、楽しくしてて
いいかな...?」



「当たり前じゃん!!」
「家まで暗かったら、もうやだよ!」





数週間の悩みや迷いが
1秒で解消された瞬間だ。


夫婦、子供、友達、職場などなど
人の悩みのほとんどが
元を辿れば
人間関係に起因することが多いが、

では、
その人間関係の悩みの
原因の80%は、

「確認不足」であると
言われている。


相手の気持ちを
「確認」もせずに勝手に妄想し、
勝手に傷つき、悩み、
憤り、拗ねて、こじれる。


こんなに一生懸命
心のことを学び、
自分と向き合い、
自分の思い込みのパターンを
知ったのだから、
同じ過ちは繰り返すまいと、

「私も大変そうにしなきゃ
主人に申し訳ない」と
自分のこれまでの思い込みパターンが
無意識下で出てきたことに
気づけたらすぐに、
「確認」できたことは
自分で自分にまずは拍手だ。


自分の妄想は、
合ってるかどうか、
本人に確認してみると、
案外、見当違いだったりすることばかりだ。

自分の妄想の精度の低さに
喜びのガッカリだ。



というわけで、
思いっきり、自分のご機嫌とりを
これからもしていこうと思う。


堂々と。







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